最低気温は氷点下を下回り、じわじわと冬が近づいているソウル。そんなソウルで、寒さを吹き飛ばすあったかスープ料理を紹介します!鶏がらスープに鶏1匹が丸ごと入った「タッカンマリ」は、言わずと知れた定番スープ料理で日本人にも大人気のメニューです。
日本でもおなじみ「キムチチゲ」。熟成キムチを使った本場韓国のキムチチゲは、スープのコクと深みが抜群。豚肉が入るとさらにジューシーになります。スープ界のご飯泥棒と言っても過言ではありません!
牛カルビスープの「カルビタン」(写真)、牛テールスープの「コリコムタン」。ほろほろと崩れる柔らか肉は、丹念に煮込まれた証拠です。味付けはナツメ、にんにくなど数種類の薬味に塩で味を整えるだけなので、お肉本来の旨みを存分に味わうことができるスープ料理です。
豚の背肉をじゃがいもなどと一緒にピリ辛スープで煮込んだ「カムジャタン」は栄養満点のスタミナ料理。じっくり煮込まれた肉は驚くほど柔らかく、噛むほどに旨みがにじみ出ます。残ったスープを使った焼き飯(写真下)も外すことのできない締めメニューです。
カニ、タコ、海老といった海の幸をこれでもかと言うほど放り込んだ「ヘムルタン」は、コチュジャン(唐辛子味噌)ベースの味付けで煮込みます。海産物の旨みが凝縮された熱々スープを飲めば心身ともに温かくなること間違いなし!
豚骨を何時間も煮込んだ白濁色のスープにスンデ(豚の腸詰め)、豚ホルモン、豚の頭肉が入った「スンデクッ」もおすすめです。見ているだけでも体がぽかぽかしてくる韓国のスープ料理の数々。この冬に渡韓予定の方はぜひご賞味あれ!
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