地下鉄1・3・5号線鍾路3街(チョンノサムガ)駅は、人気エリア・仁寺洞(インサドン)や古宮・昌徳宮(チャンドックン)に隣接し、毎日多くの人々が行き交います。そんな鍾路3街に、知る人ぞ知るディープな通りがあることをご存知でしょうか。
鍾路3街駅6番出口から約50m進むと、10軒余りの焼肉店が連なる路地にさしかかります。すぐ横の大通りとは違ったレトロな雰囲気が広がります。
お店のオープン時間は午後3~4時頃。日中はひっそりと静かな雰囲気ですが、6時を過ぎると仕事終わりの会社員やツウの外国人旅行者で活気がみなぎります。
店先に設置されているドラム缶と簡易イスの組み合わせは、昔ながらのローカルな韓国らしさを味わえるポイント。注文後に熱した炭が運ばれ、肉の種類によっては網や鉄板がセッティングされます。これからの季節の外焼肉には、まさにおあつらえ向き!
店ごとに看板メニューが異なり、特にオギョプサル(豚の五枚肉)が自慢の店「ソデポチッ」、カルメギサル(豚ハラミ)の専門店「味カルメギサル専門」(写真)が有名です。韓国の庶民的な雰囲気を楽しめる鍾路3街で、地元民に混ざって焼肉をつついてみるのもよいでしょう。
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