昨年12月に閉鎖され、46年間車の往来を支えた古い底盤の撤去作業が完了した「ソウル駅高架車道(ソウルヨッコガチャド)」。現在、市民が徒歩で行き来できる歩行者専用道路に生まれ変わるため、新しい底盤を設置する工事が始まっています。
完工すれば、ソウル駅を中心として、周辺のホテルや地下鉄駅など計17ヶ所と連結される予定。人気観光スポット「南大門市場(ナンデムンシジャン)」や「南山公園(ナムサンコンウォン)」まで道路上を歩いていくこともできます(写真は南大門方向につながる工事中の高架車道)。
オランダ人建築家が設計を担当する道路上には花や樹木を植えた広場が設置され、緑あふれる遊歩道になる予定です。また、カフェや図書館、野外舞台などの多様な施設も入るとのこと。
工事は2017年4月に完了し、広く市民に開放される予定です。空港鉄道や地下鉄の利用でソウル駅周辺を訪れる際には、ソウル中心地の景色を眺めながら、美しく生まれ変わった遊歩道を散歩するのが楽しみですね。
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