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<インタビュー>国内でセカンドアルバムを発表するユンナ

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【ソウル26日聯合】2004年に日本でデビューしオリコンチャートで上位圏にランクインする活躍をみせ、国内でも注目を浴びている歌手のユンナが28日にセカンドアルバム「Someday」を発表する。
 歌手としての経歴は4年だが、リリースした作品は日本でシングル9枚、アルバム2枚、韓国でシングル1枚、スペシャルアルバム1枚、正規アルバム2枚の合計15枚に上る。国内でのファーストアルバムは不況の中で約6万枚、スペシャルアルバムは3万6000枚のセールスを記録し、音楽業界の優良株に浮上した。また、Toy、フィソン、エピックハイ、キム・ボムスら実力派歌手がフィーチャリングアーティストとして迎えるなど、歌唱力も認められている。

 ユンナは日本デビュー後、国内にUターンした歌手で唯一成功したケースに挙げられる。歌唱力に加え幼年期から磨いてきたピアノの実力で「ピアノロック」という異色のジャンルを披露し、その音楽性を印象付けてきた。先ごろインタビューに応じた彼女は「日本での活動を通じ自由な考え方を学び、多様な音楽に接することができるので大いに役立っている」と語った。全体的な認知度は国内の方が高いがマニア層は日本の方が多いようだと自己分析する。

 セカンドアルバムのタイトル曲「テレパシー」は日本でのヒット曲「ほうき星」、国内でのファーストアルバムのタイトル曲「パスワード486」に続くピアノロックだ。「パスワード486」よりテンポが速く、自らミキシングにも参加しサウンドに神経を使った。ライブの雰囲気が出るようアンプを置いてレコーディングするなど、オリジナルのバンドサウンドを忠実に再現した。

 タイトル曲は陳腐だという評価を受けることもあるかもしれないが、アルバム全体をみるとそうした先入観は好感に変わる。ジャズ、エレクトロニクス、プログレッシブ・ロックなど、多彩なジャンルをそれぞれに合わせた歌声で消化した。ファーストアルバムでは一方的に自分自身について伝えたとすれば、セカンドアルバムは大衆と共感しコミュニケーションする作品に仕上がったとユンナは説明する。

 「バンドではなくボーカルなので、どうすれば自分の魅力以上のもの、発見されていない自分の声を探せるかということに悩み、泣いたいりもしました。シン・スンフンさん、キム・ゴンモさん、フィソンさんら先輩方が悩んでいるとき、すばらしいボーカリストなのになぜだろうと意外に思っていたんですが、自分でもそういう悩みを持つようになり、うれしくもあったけど大変でした」。

 レコーディング中、自分にがっかりすることもあったが自信も付いたというユンナ。歌手はアルバムを1枚1枚リリースするたびに成長していくようだと語った。

 ことしはユ国内でソロライブを行うのが目標だ。日本では主演映画「今度の日曜日に」が来年初めに公開される予定のほか、同時期にニューシングルもリリースする。映画音楽にも関心が高く、「今後、実力が付いたら音楽監督をやってみたい」と、新たな夢も持っている。

COPYRIGHTⓒ YONHAP NEWS  2008年08月26日 13:00
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