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闘士よりワールドカップ応援団に似た市民の抵抗(1)

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 ろうそく持った“牛肉デモ隊”彼らは誰か

米国産牛肉輸入に反対する“ろうそく集会”が5万人の市民が集まった中、31日、ソウル広場で行われた。釜山、光州、大田などでも集会が行われた。先月2日に始まったろうそく文化祭が25日の未明にデモ参加者を強制連行、29日の輸入衛生条件長官告示発表以後、大規模デモに変わっている。これまで消極的だった大学総学生会も加勢した。“BSE危険米国産牛肉全面輸入を反対する国民対策会議”は6・10民主化抗争21周年である10日、ソウル広場で100万人が集まる集会を予告している。しかし過去の大規模集会、デモ時の激しさは見つけにくい。火炎ビン、鉄パイプ、石はもちろん、統一された掛け声も、闘争家も、赤い鉢巻きもない。代わりに短いショートパンツにハイヒールをはいた女性、ベビーカーを押している女性、中折れ帽を目深にかぶったおじいさんらがろうそくを持って通りに出ているのだ。

1980年代、民主化を叫んだ闘士たちは熱いアスファルトを走った。白いマスクに鉢巻き、火炎瓶は基本装備だった。立ちこめるような催涙弾ガスの中を走ると、涙と鼻水で顔はぐちゃぐちゃになった。

しかし2008年“牛肉集会”は違う。31日午後3時から牛肉集会参加者たちが集まったソウル広場は野外音楽場のようだった。家族、恋人、友達同士が芝生に座って李明博大統領と政府政策を批判する発言に耳を傾けた。熱い日差しの中に派手な色の日傘があちこちで開いていた。チェ・ドンシクさん(60、金堤市新月洞)夫妻は娘のソニョンさん(32)夫妻とともにこざを敷いて座った。9カ月になった孫はベビーカーに乗せていた。ソニョンさんの夫が「赤んぼうを連れてデモに参加する人も多いと聞いたので、遊びに行かず、家族でここに来ました」と言うとチェさん夫妻は「問題が解決されるまでずっと出てきます」と話した。

平日にデモに参加する人々は夜を明かす。闘士ではない生活人だから日課が終わった後で参加し、朝になればまた職場や学校に戻るのだ。彼らは同盟休校やストライキに代わって“デモ出退勤”を選んだ。

服装も普段のままだ。帰途にスーツを着たまま参加した会社員、ショートパンツにハイヒールをはいた女性も目立つ。靴底に付いた「ろう」をかき出す女子大生、ごみを片付ける40代のおばさんから2002年ワールドカップの街頭応援団を思い出させる。31日の集会にはワールドカップのときのように太極旗を持った若い女性も見えた。

COPYRIGHTⓒ 中央日報日本語版  2008年06月01日 14:57
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