＜フィギュア＞日本の高橋、男子シングルスで歴代最高点

音楽が終わると、２０００人余の観客はスタンディングオベーションで‘フィギュアの皇帝’の誕生を祝った。

世界ランキング４位の高橋大輔（日本）が１５日、京畿道高陽（キョンギド・コヤン）オウリムヌリ・スケート場で開催された４大陸フィギュア選手権大会男子シングルスで歴代最高点をマークし、優勝した。

高橋はこの日、２度の４回転を含む８回のジャンプを完璧に決めて１７５.８４点をマーク、前日のショートプログラム（８８．５７点）と合わせて合計２６４．４１点を記録した。 高橋の点数は、ロシアの‘フィギュアの皇帝’プルシェンコが２００６トリノ冬季オリンピック（五輪）でマークした最高点（２５８．３３点）を６．０８点も上回る新記録。

チャイコフスキー作曲の「ロミオとジュリエット」に体を任せた高橋の軽快な‘ジャンプ饗宴’に観客は魅了された。

銀メダルは合計２３４．０２点を記録した世界ランキング８位のジェフリー・バトル（カナダ）。 バトルは世界ランキング５位のエバン・ライサチェク（米国、２３３．１１点）を０．９１点差で抑え、２位に入った。

これに先立って行われたアイスダンスのフリーは、世界ランキング７位のスコット・モイヤー−テッサ・ヴァーチュ組が１０４．０８点をマーク、合計２０７．３２点で、歴代最高点（１９７．０７点）を１０．２５点も押し上げ、４大陸大会初の金メダルを獲得した。

一方、ウズベキスタン代表としてアイスダンスに出場したラミル・サルクロファ−ユ・ソンヘ組は、前日のオリジナルに続いてこの日のフリーでも、出場１３チームのうち最下位（５３．３２点）に終わった。

中央日報　Ｊｏｉｎｓ．ｃｏｍ