＜フィギュア＞金妍兒と浅田が国内で競演…４大陸選手権

「フィギュアの妖精」が悩んだ末に決心した。

冬季国体（２月１９−２１日）と国際スケート競技連盟（ＩＳＵ）４大陸フィギュア選手権大会（２月１１−１７日・高陽）の出場をめぐり悩んでいた金妍兒（キム・ヨナ、軍浦スリ高）が４大陸選手権にのみ出場することにした。

金妍兒のマネジメント社ＩＢスポーツは２２日、「両大会への出場を検討したが、世界選手権大会（３月１８−２３日、スウェーデン・イェーテボリ）の準備があるため、４大陸選手権だけに出場することにした」と発表した。

金妍兒が出場を決めたことで、浅田真央（日本）との今季２度目の「ライバル対決」が韓国で繰り広げられることになった。

浅田は昨年末の日本選手権で優勝した後、早くから４大陸選手権への出場を宣言していた。 ０４−０５シーズン世界ジュニア選手権で初めて会った両選手は、毎年２−３回競演しているが、国内で会うのは今回が初めて。

カナダ・トロントで練習中の金妍兒は来月１１日に帰国し、４大陸選手権に出場した後、１８日にまた出国する。

４大陸選手権には韓国から金妍兒のほかキム・ナヨン（ヨンス女子高）、キム・チェファ（関西大）が、日本からは浅田のほか安藤美姫、村主章枝らトップ級選手が出場する。

張恵洙（チャン・ヘス）記者