五輪で金１０個以上を　韓国選手団７月１１日結団式

【ソウル聯合ニュース】ロンドン五輪開幕まで約１カ月。韓国選手団はメディア・デーや結団式など主要日程を控えている。

　第３０回大会のロンドン五輪は７月２７日午後９時（日本時間２８日午前５時）、ロンドン北東部の五輪スタジアムで幕開けし、８月１２日まで熱戦を繰り広げる。

　ロンドン五輪は１９０８年（第４回大会）と１９４８年（第１４回大会）に続き３回目。同じ都市での３回開催は史上初。大会組織委員会は、２６競技３０２種目に世界２０４カ国・地域から約１万５００人の選手が出場すると予想している。前回大会の北京五輪と比較すると、野球とソフトボールが外されるほか、ボクシングで女子の３階級が追加され男子フェザー級がなくなる。

　韓国にとって、１９４８年のロンドン五輪は独立後初めて国旗「太極旗」を掲げ入場した記念すべき大会だった。７競技に６７人が出場している。

　今大会はテニスと乗馬、カヌーを除く２３競技に出場。選手と役員約３７０人が派遣される。金メダルを１０個以上獲得し、３大会連続となる世界トップ１０入りを目指す。「Ｆｒｏｍ　Ｌｏｎｄｏｎ　Ｔｏ　Ｌｏｎｄｏｎ（１９４８－２０１２　ロンドンからロンドンへ）」をスローガンに、スポーツ外交にも力を入れる。

　韓国選手団は今月２７日にソウル・泰陵選手村でメディア公開イベントを予定している。７月１１日にソウル・オリンピック公園で結団式を行い、２０日ごろロンドンに向け本団が出発する。