「合格取り消し」保護者３０人が集団訴訟へ

金浦（キムポ）外国語高校入試問題流出について、不合格処理されたソウル木洞（モクトン）にある鐘路（チョンノ）Ｍ学院（進学塾）出身生徒たちの保護者らが訴訟を起こすことにした。

これらは京畿道（キョンギド）教育庁から個別に不合格通報が来る１９日、キム・ヨンチョン京畿道教育監やチャン・ドゥス金浦外国語高校校長を相手取って不合格処分効力停止の仮処分申請とともに、本案訴訟（不合格処分取り消し訴訟）を起こす計画だ。

金浦、明智（ミョンジ）、安養（アニャン）外国語高校不合格対象者５４人のうち３０人の保護者は１８日、対策会議を開いてこのように決定した。これらは裁判日程が遅くなる場合、勝訴しても生徒たちの正常な入学が不可能だと見て、早めに訴訟を起こすことにしたものだ。これらは「訴訟には金浦外国語高校受験生の保護者だけ参加する」とし「明智外国語高校と安養外国語高校受験生の保護者とともに訴訟を起こす計画はまだない」と述べた。続いて「金浦外国語高校受験生４７人のうち、問題用氏が配布された塾のバスに乗らながった生徒の保護者は個別的に訴訟を起こすものとみられる」と付け加えた。

一方、京畿道教育庁関係者は１８日「合格取り消し通報を受けた生徒が、最初の発表より増える可能性も排除できない」と話している。「１６日発表された不合格処分対象人数５４人は、警察の捜査結果によるもの」とし「現在、正確な不合格処分対象者選別のために警察捜査資料、木洞鐘路Ｍ学院資料、各学校合格者名簿などを入手し、多様な方法で精密比較検討作業をしている」と話している。京畿道教育庁は１９日中にも不合格処理対象者を最終決定し、該当の学校を通じて学校長名で対象者たちに正式に通知する計画だ。

道教育庁は不合格の人員を充員する再試験を一般系高校の入学試験が行われる来月１１日から２０日までの間に行うことにした。再試験告示は２３日以前、学校別に行う。

水原＝チョン・ヨンジン記者