G20首脳夫妻に贈る３つの記念品は？

主要２０カ国・地域（Ｇ２０）ソウル首脳会議に出席する各国首脳は、記念品として３つの贈り物を受けることになる。 Ｇ２０首脳会議準備委員会の関係者は「韓国に対して良い思い出が残る贈り物３つを考えており、最後の選定作業に入っている」と述べた。

準備委がまず検討している贈り物は「記念サイン入り皿」。 首脳２０人のサインが入った陶磁器皿で、「韓国陶磁器」と協議中だ。 準備委は韓国の特産品であると同時にソウル会議を記念する贈り物について悩んでいたところ、サイン入り皿が思い浮かんだという。 皿の制作は会議が始まる１１月１１日に行われる予定だ。 首脳らが韓国に到着した後、一人ひとりサインを受けなければならないからだ。準備委の関係者は「重くて割れる心配があるが、２０カ国首脳全員のサインが入ることに大きな意味があると考えた」と話した。

２つ目の贈り物は‘情報技術（ＩＴ）強国’のイメージにふさわしく電子製品が選ばれる可能性が高い。 業界では三星（サムスン）電子の「ギャラクシータブ」が候補に挙がっている。 しかし準備委の関係者は「ギャラクシータブよりもスマートフォンになる可能性が高い」と伝えた。 これをめぐり三星電子とＬＧ電子の間では‘静かな戦い’が繰り広げられている。 両社は会議場に設置されるＬＥＤをめぐっても競争している。

３つ目の候補は化粧品。 有力候補はアモーレパシフィックの韓方化粧品「雪花秀」だ。 同社の関係者は「雪花秀の主力製品は女性用なので、女性首脳３人とその他の国のファーストレディーに贈る製品を選んでいる」とし「要請があれば男性用も提供する計画」と述べた。