２００７年最優秀都市は“水原”

住みやすい地域づくりのための地方自治体の努力と成果を評価する２００７年“暮らしたい都市作り”評価で、京畿道水原市（キョンギド・スウォンシ）が最優秀都市に選定され、大統領賞を受ける。２位の全北茂朱郡（チョンブク・モジュグン）とソウル松坡区（ソンパグ）は国務総理賞を受賞する。

大韓国土・都市計画学会、経済正義実践市民連合回都市改革センターと中央日報が共同主管し、建設交通省が主催する基礎自治体を対象とした都市大賞は今年で８回目を迎え「暮らしたい都市作り大賞」と名前を変え、評価対象と内容・方法も大幅に変更した。

キム・チャンソク大韓国土・都市計画学会長は「評価基準は主に都市空間の質と生活の質を同時に高め、地域の環境・文化的発展を通じて経済活性化を導いたかなどに重点を置いた」と明らかにした。

水原市は首都圏にありながら、さまざまな規制が多い条件の中、これを乗り越えて２１世紀型文化産業育成を通じ都市競争力を高めた点が注目された。約２１０年前、朝鮮２２代正祖（チョンジョ）が立てた新都市華城（ファソン）に歴史文化都市としての潜在力を見出した水原市は、華城の城郭復元及び周辺地域整備だけでなく、正祖大王御陵車パレード、華城の城郭巡礼プログラムなどを開発した。

連続４回目国務総理賞を受けるソウル松坡区は、自転車天国を宣布して持続的な投資を通じ、自転車中心の交通対策が評価された。同時に国務総理賞を受ける全北茂朱郡は、高齢者のための西洋・韓方混合の保健所設置及び ‘訪問する保健所’の運営などが高い評価を受けた。

シン・ヘギョン専門記者