釜山観光の外国人上半期１００万人超、済州も好調

【ソウル２６日聯合ニュース】釜山市は２６日、上半期（１～６月）に同市を訪れた外国人観光客数は１０２万９５１８人で、過去最多を記録したと明らかにした。
　円高特需を受けた前年同期（１０２万５４９７人）よりも０．４％（４０２１人）増加した。中国人観光客数が前年同期（１５万６２７８人）比２３．３％増の１９万２６１３人で過去最多となったうえ、国際クルーズ観光客の増加が続いていることが主要原因と分析された。

　年内に釜山を訪れるクルーズ観光客は、１５万人（７８便）に達し、前年（３万４４１７人、３１便）より４３５％の急成長を記録すると、釜山市は見込んでいる。

　市関係者は、釜山国際映画祭や花火祭りなど市を代表するイベントや、年末に開通する巨加大橋（巨済島と加徳島をつなぐ橋）と高速鉄道「ＫＴＸ－ＩＩ」を連係した多彩な観光商品を開発し、外国人観光客２１０万人誘致を目指すと話した。　

　一方、済州道は２６日、年初から７月２５日までの外国人観光客数は前年同期より３５％増の４０万７２３人（暫定地）と集計されたと明らかにした。ことしの４０万人突破は昨年（９月８日）より１カ月半余り早く、過去最短記録。なかでも中国人観光客は２０万３２０２人で前年同期より１０２．３％増え、外国人観光客の増加をけん引した。

　道のカン・ヨンドン海外マーケティングチーム長は、中華圏、日本人観光客を対象に韓流を活用した観光マーケティング強化や、直行路線、クルーズ観光活性化などの成果で、外国人観光客が増えていると説明した。

　道はことし、外国人観光客誘致目標７０万人の達成は無難で、８０万人誘致も可能と期待している。