韓国企業の日本人社員訪韓、経済視察や文化体験など

【ソウル１７日聯合ニュース】韓国企業の日本法人に勤める日本人社員が、韓国の経済と文化を学ぶため１７日から３日間の日程で訪韓する。
　駐日韓国企業連合会が派遣する韓国経済視察団は、ＬＧエレクトロニクス・ジャパン、ポスコジャパン、ＣＪジャパンなど３０社に勤務する中堅クラス以上の日本人社員３１人で構成された。韓国では、韓国貿易協会が行う韓国経済特講の受講、ソウル・ＣＯＥＸと京畿道・ＬＧディスプレー坡州工場の見学、都羅山展望台など非武装地帯（ＤＭＺ）見学、ノン・バーバルパフォーマンス「ＮＡＮＴＡ（ナンタ）」観覧、韓国料理作りなど、さまざまなプログラムに参加する。

　貿易協会関係者は、これら日本人社員への「コリア・マーケティング」活動が、対日貿易赤字の改善や日本での韓流ブームの持続に一役買うものと期待を示している。

　駐日韓国企業連合会は、日本に進出した韓国企業の権益保護のため、１９９３年に設立された。現在は２９０社余りが加盟している。