日本薬師寺に韓国梵鍾、銅塔ペン画寄贈

繊細ながらも雄大というペン画の新しい境地を開拓したキム・ヨンテク画伯（５８）が日本にある薬師寺に韓国梵鍾と自分が描いた薬師寺銅塔のペン画を寄贈した。寄贈したペン画は原本を含んで１００点だ。薬師寺は日本法相宗の大本山だ。

これまで韓国の自然と文化財をペンで描いて記録と芸術の２つの領域をともにしながら評価を受けてきたキム画伯は、日本の文化財級建築物に絵の素材を広げ、両国の文化交流を促進させてきた。薬師寺側は８日午前１１時、ペン画奉納法会を開いた。法会には韓国側から韓国伝統瓦の再現者キム・ヨンリムさん、チュ・ソンヒ円光大学教授、チャン・ミョンファ・アリランテレビ前社長らが参加した。キム画伯の寄贈した梵鍾は人間文化財であるウォン・グァンシクさんが青銅で作った。表面に漆を塗り、突出文様に金箔を加えた華やかな鐘だ。貴重な贈り物を受けとった日本側は１１日午後７時３０分、公開打鐘イベントを開き、感謝の心を示した。薬師寺が主催するオペラ「遣唐使」公演プログラムの一つとして特別に用意したイベントだった。