引退後の人生…韓国人は日本より楽観的

韓国の会社員は日本の会社員に比べて、引退後の人生を楽観していることが調査で分かった。 また公的年金と預金・積立金以外に、韓国の会社員は主に不動産で、日本の会社員は退職金と企業年金で、老後の資金を準備していることが分かった。

フィデリティ資産運用が現代（ヒョンデ）経済研究院と日本Ｉｐｓｐｓ　ＪＳＲに調査を依頼し、２５日に結果を発表した。

調査結果によると、「引退後の生活は良くなる」という回答は韓国の会社員が４９．２％だったのに対し、日本は１８．５％にとどまった。 「引退後の生活は悪くなる」という回答は日本の会社員が４９．５％、韓国の会社員が１２．１％だった。

フィデリティ資産運用のリ―ド代表は「まだ経済成長段階にある韓国の会社員は引退後の生活に楽観的である半面、日本の会社員は類例のない長期不況を経験したため、悲観的な態度が多いと推定される」と話した。

韓国の会社員の３３.８％、日本の会社員の４５．８％は、公的年金以外では預金・積立金を最も主な老後資金準備方法に選んだ。 また韓国の会社員は３３．２％が不動産取得を、日本の会社員は２５．１％が退職金と企業年金を選んだ。

引退後の予想生活費については「１億２０００万ウォン（約１０００万円）以上が必要」という回答が最も多く、韓国が８１．８％、日本が８１．９％だった。 「８億４０００万ウォン以上が必要」という回答は韓国が１２．５％と、日本（６．９％）に比べて２倍ほど多かった。