ドラマ「アイリス」、日本で視聴率低迷に苦しむ

日本のＴＢＳ地上波で放送されている韓国ドラマ「ＩＲＩＳ－アイリス－」が、視聴率低迷に苦しんでいる。

イ・ビョンホン、キム・テヒ主演の同ドラマは、大々的なプロモーションに続き、毎週水曜午後９時のゴールデンタイムに編成され、先月２１日に第１、２話が連続放送された。初回視聴率は１０．１％だったが、２回目の放送では８．８％に下落。今月に入っても５日の放送で７．５％、１２日放送では７．９％を記録し、同時間帯で最下位となった。

「アイリス」と同時間帯に放送される番組の１２日の視聴率は、テレビ朝日のドラマ「臨場」が１８．６％でトップを記録し、次いでフジテレビのバラエティ「ザ・ベストハウス１２３」（１２．２％）、ＮＨＫの「ニュースウォッチ９」（１１．３％）の順だった。

日本のテレビ業界では、「アイリス」の視聴率が期待を下回っていることに対し、平日の水曜９時は既存の人気番組が健在な上、７０分の作品をＣＭなどのため４５分放送用に編集し、流れが途切れたためだと指摘。また、日本語吹き替えで処理し、原作より緊張感が落ちることも一因だとしている。