９月に入り18日間が‘雨の日’…62年以来最多

秋といえば晴れた青空が思い浮かぶが、今秋は雨の日が特に多い。 気象庁によると、今月に入ってソウル地域に雨が降った日は２７日まで計１８日間にのぼる。 ３日間に２日は雨が降っているということだ。

梅雨でもない秋の９月にこれほど雨が降ったのは１９６２年９月（雨の日が１９日間）以来初めて。 １９７１−２０００年の３０年間、９月に雨が降った日は平均１０．６日。 ソウル地域の９月の降水量も２７日正午まで２２６．２ミリを記録している。これは平年の９月の降水量（１３７．６ミリ）の１．６倍。

南部地方でも平年９月の降水量の４−５倍にのぼる雨のため被害が発生している。 嶺南（ヨンナム）・湖南（ホナム）の農村地域では日照量不足で今月上旬、農作物に被害が発生したほか、建設現場でも工事の進行に支障が生じた。

俗離山（ソクリサン）では菌糸の発達が進まずマツタケの収穫が大幅に減り、雪嶽山（ソルアクサン）大青峰（テチョンボン）の紅葉の色にも影響が出ているという。

気象庁の関係者は「９月に入って北側の寒気と北太平洋の高気圧がぶつかって雨の日が増え、台風も影響を及ぼした」とし「今後１週間ほどは晴れて平年より高い気温を記録する見込み」と伝えた。

姜讃秀（カン・チャンス）記者