「老いて病で死ぬか金正日にやられるか…暗殺なら光栄」

黄長?（ファン・ジャンヨプ、８７）元北朝鮮労働党秘書は北朝鮮の暗殺企図について「私の年も９０になり、老いて病で死ぬか、金正日にやられるか、死ぬのは同じ」と堂々とした立場を打ち明けた。黄氏の側近であるホン・スンギョン北朝鮮脱北者同志会長は２１日「黄先生は工作員南派のように北朝鮮の殺害の脅威に屈せずに変わらぬ立場を持っている」と伝えた。

ホン会長によると黄氏は「あいつら（北朝鮮工作員）にやられて死に、金正日の実体が明らかになるなら光栄」と述べた。また「そんな大胆な考えもなしに私が妻子を死地に陥れて亡命したか」と言ったと伝えた。黄氏の他の側近も「２０日夕方、スパイたちがつかまったというニュースを見て黄先生に電話を差し上げたが『何をそんなことに気を使うのか』と言った」とＹＯＮＨＡＰニュースが伝えた。

殺害脅威による警察側の身辺保護強化措置が取られた中、黄氏は２１日午後、定例哲学講座を予定通り開催した。