＜大リーグ＞８人の打者から５三振…朴賛浩ＯＫ

メジャーリーグ投手の朴賛浩（パク・チャンホ、３７）が名門ニューヨーク・ヤンキースの必勝継投要員として合格点を受けている。

朴賛浩は２３日（日本時間）、米フロリダ・タンパのジョージ・スタインブレナー・フィールドで行われた紅白戦で８人の打者を相手に５三振を奪う好投を見せた。１９日のタンパベイとのオープン戦に初登板し、１イニングをパーフェクトに抑えたのに続き、またも１７年目のベテランらしい信頼を与える姿を見せた。

メジャーリーグのホームページなどによると、この日の紅白戦は投手の出来を点検するレベルで行われ、公式試合規定ではなく、さまざまな状況に合わせてアウトカウントや打順を任意に調整した。

チェンバレンに続いて２番手で登板した朴賛浩は、最初の打者テムズを遊ゴロで処理した後、リベラ、ウィン、ゴレキを連続三振に仕留めた。朴賛浩は次のイニングでもテムズ、リベラをそれぞれ左翼フライと三振で処理した。ゴレキにはレフト線に二塁打を許したが、ゴルソンから三振を奪い、予定された投球を終えた。２イニングを１安打に抑えた朴賛浩は２９球のうち２１球がストライクと、攻撃的で優れた制球力を見せた。

現地メディアは朴賛浩が開幕戦に出場する２５人のロースターにブルペン投手として含まれると予想している。朴賛浩はリードした試合で抑え投手の直前に登板する右腕セットアッパーをめぐり、ロバートソンらと競争している。ロバートソンはオープン戦４試合に出場し、３イニング２／３を投げて４安打・２自責点を記録中。

ＡＰ通信によると、ヤンキースのジラルディ監督は２６日、第５先発を確定してから投手の職務を最終的に決めるという。今シーズンのメジャーリーグは来月５日に開幕する。