「辛いほどよく売れる」

「辛いほどよく売れる」−−。新世界（シンセゲ）Ｅマートが昨年出したＰＢ（自社ブランド）製品の今年２月までの売上実績を分析した結果だ。

昨年３月に発売したコチュジャン（唐辛子みそ）は‘激辛’が人気を集めている。辛口の中でも最も辛さの等級が高いコチュジャンだ。２月までに売れた７万６５５９個のコチュジャンのうち半分以上（５２．９％）がこの製品だった。

そのほかの味も辛さの等級順によく売れている。「非常に辛い」が全体の２２．３％、「辛い」が１３．４％、「やや辛い」が１１．３％だった。

カレーも辛口がよく売れた。昨年４月に登場した「すぐに食べるカレー」（レトルトカレー）は「辛口」の販売比率が全体の３８．５％を占めた。「中辛」が３４％、「普通」が２７．５％となった。昨年６月に発売されたミニラーメンは「辛口」が４８．１％で最も多く売れた。

Ｅマートのキム・ジョンドン開発担当課長は「韓国人は辛口が好きという俗説が売上実績にそのまま表れた。今後は辛口をさらに細分化して消費者の口に合う製品を出していきたい」と述べた。