日曜日のスケート種目、金メダルに期待

バンクーバー冬季五輪で韓国のスポーツ史に残る活躍を見せている選手らが、日曜日に再び金メダルに挑む。大会中盤まで国別総合順位で３位につけている韓国は、２１日（以下韓国時間）のスケート種目で金メダルを追加するものと期待される。

この日にメダルが争われるスケート種目は、ショートトラックの男子１０００メートルと女子１５００メートル、スピードスケート男子１５００メートルの３種目。このうち最も金メダルが期待されるのは、イ・ジョンス、イ・ホソク、ソン・シベクの３人が出場するショートトラック男子１０００メートルだ。同種目で、韓国は５回の冬季五輪のうち４回金メダルを獲得している。

先の１５００メートルで金を獲得したイ・ジョンスをはじめとする３人は、衝突事故はあったものの、決勝戦直前まで１～３位を総なめにする抜きん出た力を見せた。

ショートトラック女子１５００メートルでも、初の金メダルに挑戦する。今回の女子代表団は過去より技量が落ちるものの、個人種目では１５００メートルがメダル圏に近い。中国人選手やカナダ人選手の活躍が目立つが、チョ・ヘリ、イ・ウンビョル、パク・スンヒが平素の力をキープすれば、メダルは十分狙えるというのが韓国選手団の分析だ。

何よりも期待される種目は、スピードスケート男子１５００メートルだ。５００メートルで金、１０００メートルで銀を獲得したモ･テボムが、３つ目のメダルに挑戦する。