北・平壌放送、国連事務総長特使の平壌入り報じる

【ソウル１０日聯合ニュース】北朝鮮の国外向けラジオ放送・平壌放送は９日、潘基文（パン・ギムン）国連事務総長の対北朝鮮特使となるパスコー事務次長（政治局長）とその一行が同日に平壌入りしたと伝えた。

同放送は、「飛行場で関係部門の職員と駐朝（北朝鮮）国連常駐調整官兼国連開発計画（ＵＮＤＰ）常駐代表が事務次長一行を迎えた」と報じたが、特使を送った潘事務総長については取り上げなかった。

パスコー事務次長は同日昼、中国・北京から北朝鮮の高麗航空便で平壌を訪れた。１２日まで４日間滞在し、朴義春（パク・ウィチュン）外相をはじめとする高官と会い、核問題や人道的支援などを含めたさまざまな問題を協議すると伝えられる。