韓国旅行「コネスト」 36年ぶり「無罪」の日本人記者「操作だと信じていた」。韓国の社会・文化ニュース
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36年ぶり「無罪」の日本人記者「操作だと信じていた」

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「民青学連事件は最初から‘操作’だと信じていたので再審でも無罪判決を予想していた」

1974年4月に発生した民青学連(全国民週青年学生総連盟)事件にかかわったとして懲役20年が言い渡され、10カ月間の獄中生活をした「日刊ゲンダイ」の太刀川正樹外信担当デスク(63)。 ソウル中央地裁刑事22部は27日、この事件に関連して再審で無罪を言い渡すと、太刀川氏は「ようやく真実が明らかになったようだ」と笑顔を見せた。

裁判後、日刊スポーツ(IS)の記者と会った太刀川氏は「無罪判決が出て個人的にもすっきりしたが、国の過ちを国が自ら認めるものであり、特別な意味があると思う」と述べた。 太刀川氏は36年前、わけも分からず中央情報部に連れて行かれて調査を受けた後、内乱陰謀罪、反共法・国家保安法違反容疑で拘束、起訴された。

当時ソウル大生だったイ・チョル元鉄道公社社長、ユ・インテ元国会議員らにインタビューしたのがきっかけになった。 1974年3月末、宿泊中だったソウル三角地(サムガクチ)の旅館の部屋でユ・インテ氏(元国会議員、当時ソウル大生)氏にインタビューをした。 当時「非常に苦しい。 お金もなく、ラーメンばかり食べて暮らしている」と話すユ氏に、「焼き肉でも食べなさい」と言いながら渡した1万2000ウォンのためだった。 当時、日本の記者はインタビューする度に取材源に一種の謝礼をするのが慣例だった。

この件で4月5日、太刀川氏は警察に連行された。 その5日後、南山(ナムサン)中央情報部に移されて調査を受けた。 当時、中央情報部は「北朝鮮の指示を受けて政府を転覆しようとする反政府勢力」として「民青学連事件」を発表し、問題の1万2000ウォンを「北朝鮮から受けて伝えた左翼支援資金」と規定した。 中央情報部は「太刀川氏は在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)秘密組織員の操縦を受けている日本共産党員で、民青学連の背後」と発表した。

太刀川氏は懲役20年が言い渡された。 しかし10カ月間服役した後、75年2月に拘束執行停止で釈放された。 この事件で太刀川氏は82年まで韓国入国が禁止された。 太刀川氏は「当時、金大中(キム・デジュン)拉致事件で韓国と日本政府が複雑な関係だったが、韓国政府が局面転換のために私を拘束したようだ」と述べた。
COPYRIGHTⓒ 中央日報日本語版  2010年01月27日 16:42
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