国内初の海岸に建つデパート、開店１カ月で売上４９０億ウォン

昨年１２月１７日にオープンした韓国初の海岸に建つデパートのロッテ百貨店釜山光復（プサン・クァンボク）店が、開店１カ月を迎えた。ロッテ百貨店は１カ月で３５０万人が訪れ、４９０億ウォン（約３８億円）の売上を記録したと集計した。目標としていた３５０億ウォンを４０％超過達成した。こうした傾向ならば今年は通年目標３８００億ウォンを超え４０００億ウォン台の売上達成も可能とみている。同店の開店１カ月の実績は、同じ釜山にある世界最大のデパートの新世界（シンセゲ）センタムシティ店に匹敵するものだ。昨年３月にオープンした新世界センタムシティ店は開店から２９日で５５０億ウォンの売上を記録した。新世界センタムシティ店の営業面積が７万６０００平方メートル、ロッテ光復店が４万４０００平方メートル水準であることを考えると、売り場規模に対する売上効果はロッテのほうが良好だ。

ロッテ光復店はオープン１カ月を迎え多様なイベントを準備した。まず大型ボブスレー体験ゾーンを来月２８日まで運営する計画だ。子どもと保護者が一緒に２０メートルの長さのレールを走るボブスレーの楽しさを味わえる。海を見渡せるためプロポーズ場所としても人気を呼んでいる屋上展望台ではカップル向けのイベントを実施する。カップルが愛を誓って鍵を取り付ける「愛の鍵コーナー」を来月８日まで設置し、錠前も提供する計画だ。多彩なスタイルの各国の灯籠を展示するイベントも１階で２９日から来月１３日まで開かれる予定だ。来月６日午後７時には家族一緒に楽しめる旧正月の花火大会も開かれる。