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「アイリス」大ヒットで笑う“銀行”(1)

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銀行界、文化商品への融資相次ぐ

200億ウォン(約16億円)の制作費をかき集めた。このお金で思い切り雄大なスケールのドラマを作った。韓国はもちろん世界市場を狙ったものだ。韓国内の放送で、最終話が視聴率39.9%をマーク、大ヒットした人気ドラマ「アイリス」のことだ。

アイリスは、今後、アジアと米国の市場でも興行に成功するだろうという期待が寄せられている文化商品だ。こうした文化商品が誕生できるよう裏舞台で一役買ったものがある。ほかではなく銀行だ。ハナ銀行はアイリスの制作費の2割(40億ウォン)を年5%台の金利で融資した。ドラマの制作サイドは映像コンテンツの制作にお金を貸す「シネマローン」という融資商品を利用した。

各銀行が、国内の文化コンテンツ産業の支援軍を務めている。映画やコンサートなどの制作会社に低金利の融資を行う商品を通じてだ。すでに新韓(シンハン)銀行は昨年7月「文化コンテンツ向けの融資商品」を開発した。最近、公開した映画「容赦はない」と制作中の「晩秋」が昨年末、同商品を通じて制作費を借りた。

ハナ銀行は13日「ハナ文化・愛の融資」をスタートさせた。以前、ドラマ・映画の制作会社を対象にしていた「シネマローン」をゲーム・コンサートなどに拡大した。従来は文化コンテンツを制作する会社が銀行界からお金を借りるのが容易でなかった。銀行の厳しい融資審査を通過できる条件を揃えなかったからだ。

担保にできる資産がない上、作品が実際に成功できるかも不確実だったためだ。投資資金が注入された後、収益をあげるまで時間がかかりすぎるのも、貸し渋りの理由だった。このため資金が必要な制作会社は高金利のノンバンクや消費者金融を利用した。これさえもできなければ制作をあきらめるほかなかったため、高品質の映像コンテンツを開発するのは難しかったのだ。


COPYRIGHTⓒ 中央日報日本語版  2010年01月15日 12:36
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