ドラマ「アイリス」の光化門銃撃シーンに視聴者が酷評

ＫＢＳ（韓国放送公社）２ドラマ「アイリス」の光化門（クァンファムン）銃撃シーンが視聴者のひんしゅくを買っている。

問題の光化門銃撃シーンは９日に放送された「アイリス」第１７話に登場した。 この場面は、ソウルの心臓部である光化門周辺を１２時間以上も通行止めにして話題になった。 国内ドラマ史上前例がなく、大きな期待を集めたが、結果は良くなかった。

最初の問題は、集中力が落ちるほどの薄暗い画面だ。 撮影当日に降った雨のため画面が全体的に薄暗く、被写体がよく見えなかった。

撮影当日に現場で会ったスタッフは「雨と空を覆う雲のためカメラの焦点を合わせるのが大変だ。 こうした状態なら撮り直さなければいけないのでは…」とため息をついた。

２つ目の問題に指摘されたのは、時間的に乱雑な編集だった。 画面の中では、短い銃撃シーンの間、昼の撮影分と夜の撮影分が入れ替わり登場する。 銃を撃つイ・ビョンホンの背景は昼だが、車が爆破される背景は夜だった。 同じ時間帯に同じ空間で進行しているように見えないほどだった。 制限された時間と差し迫った撮影日程のためだが、惜しまれる場面があまりにも多かった。

光化門の銃撃シーンが放送された後、「アイリス」の視聴者掲示板には「期待外れの演出」という内容の書き込みが相次いだ。