故金大中大統領の生涯を映画化、「忍冬草」

【ソウル２日聯合ニュース】故金大中（キム・デジュン）元大統領の一代記が、「忍冬草」のタイトルで映画化される。映画制作事業団が１日に会見し、明らかにした。映画化は４年前から企画されていたものだが、存命中の政治家を映画化するのは負担があったという。政治家の金大中より、人としての金大中を描く作品にすると説明した。

制作を手がけるのは、金弼勇（キム･ヨンピル）元民主党中央党企画調整委員長が代表を務める制作会社。現在は脚本執筆が最終段階に入っている。監督は未定。主演俳優は公開オーディションで決定する。

　金代表は、「金元大統領の人生は一編の大叙事詩だった。金元大統領が追求した人類平和に向けた声にする」と話した。