９月１０日は「ソウル車のない日」、鍾路で車両規制

【ソウル７日聯合】ソウル市中心部を走る鍾路の世宗路交差点から東大門区間が１０日、「車のない通り」となる。
　ソウル市は３日、省エネルギーと環境保護、交通量縮減に向け、９月１０日を「ソウル　車のない日」に定めることを発表した。これを受けソウル警察庁は、同日午前４時から午後６時まで世宗路～東大門２．８キロメートル区間への一般車両の進入を全面統制する。ただ、同区間を運行する路線バスは臨時中央バス専用レーンを設け正常運行する。また、鍾路と南北に交差する各道路は通常通り通行が可能だ。

　警察は当日、交通機動隊員や交通警察官ら３３５人を主な交差点に配置する。交通案内立看板を設置するほか、道路沿いの文字電光板などを利用し、交通不便を最小限に抑える方針だ。市民に対し、１０日はデモ行進もあり鍾路を中心に都心全域で道路の混雑が予想されることから、外出には公共交通を利用するよう呼びかけている。