韓国旅行「コネスト」 100年前の石窟庵の姿を公開。韓国の社会・文化ニュース
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100年前の石窟庵の姿を公開

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石窟庵(ソックラム)の写真のうち、最も古いものは1909年に撮影したものだ。

乙巳勒約(乙巳条約、1905)の直後、帝国主義・日本が朝鮮(チョソン 1392~1910)に設けた朝鮮総監府の曾禰荒助副統監ら一行が剣と黒い制服姿で石窟庵の前に立った。一行の1人は石窟庵・本尊仏の膝の上に座っている。

当時、日本は石窟庵を「偉大なる戦利品」と考えたという。日本の王室や貴族、高官らが朝鮮入りする度、必ず訪問する観光コースでもあった。来月1日から2カ月間にわたり、ソウル堅志洞(キョンジドン)の曹渓宗(韓国最大の仏教宗派)仏教中央博物館で展示会「石窟庵 百年の光」(東国大学・曹渓宗総務院の共催)が開催される。

石窟庵の写真を初めて撮った1909年から2009年までにわたる100年の歳月を収めた石窟庵の写真展だ。今回の展示はソン・ナクジュ石窟岩美学研究所長(ソウル温谷中学校の教師)が20年以上も直接歩いて収集した資料が土台となった。石窟庵関連の遺物と写真などおよそ1000点の写真が紹介される。

ソン所長は「涙ぐましく、感激的」とした後「今回の展示会は歴代の石窟庵関連展示の中で最大の規模となる。石窟庵は秘密の暗号でいっぱいの宝物の地図だ。今回の展示が石窟庵を大切に思う人々の祭りになることを願っている」と語った。

1910年12月に発行された写真集(20枚)「新羅彫刻建築之部」に収められた石窟庵・本尊仏の写真などは今回初めて公開される。写真ごとに石窟庵の歴史が含まれている。1910年の写真では石窟庵内部の天井があけられている。1911年が過ぎれば、本尊仏の唇に色を塗った写真も少し出てくる。韓国戦争当時(1951)は鳥の排せつ物やこけ、かびなどで本尊仏がひどく汚れた。写真集「石窟庵 百年の光」(ソン・ナクジュ著、東国大出版部)も出版された。
COPYRIGHTⓒ 中央日報日本語版  2009年11月27日 13:09
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