きょう日韓頂上対決…李承?「本塁打打ちたい」

日韓チャンピオン決定戦に出場する巨人の李承?（イ・スンヨプ、３３）が「１４日の試合で本塁打を打ちたい。（ペナントレースで不振だったから）強い印象を残したい」と抱負を述べた。李承?は「巨人とＫＩＡの試合はチャンピオン同士の対決だ。私は韓国人だが、今は巨人のユニホームを着ている。私を含む巨人の選手たちは、チャンピオン決定戦を親善試合だと思っていない。勝つために最善を尽くす」と語った。同時に李承?はＫＩＡの双砲、金相賢（キム・サンヒョン）と崔煕渉（チェ・ヒソプ）を評価してほしいという言葉に「今シーズンを打率２割２分９厘で終えた。韓国でＭＶＰになり、本塁打１・２位の選手たちを評価する立場にはない。２人とも後輩だが学ぶことのある点は学ぶ」と述べた。

今年ＳＫで活躍した右腕、門倉健が１４日、韓日チャンピオンシリーズを前に、１３日、長崎ビッグＮスタジアムの練習場を訪れた。門倉は「テレビ東京」客員解説委員の資格で巨人とＫＩＡ選手団を取材した。門倉は「ＫＩＡが韓国野球のいいところを存分に見せてくれたらいいと思う。ＫＩＡの選手たちは精神力が強いだけに試合を楽しみながら健闘することを祈る」と言った。一方、原辰徳監督は「（巨人の選手だった）門倉にＫＩＡの選手たちの情報をもらおうと思う」と笑った。しかし門倉は「日本側にＫＩＡに対する情報は教えない」と話した。

ＫＩＡは１３日、ビッグＮスタジアムで行われる韓日チャンピオン決定戦に備えた練習を行った。午前１０時３０分、球場に到着したＫＩＡ選手たちは１１時から野外グラウンドでウォーミングアップし、守備、打撃練習をした。特に崔煕渉と金相賢の打ったボールはフェンス（左・右９９メートル、中１２２メートル）を軽く超えた。練習は午後１時まで予定されていたが、急に雨が降り出したため、４０分ほど早く上がった。一方、ＫＩＡの主砲、金相勲（キム・サンフン）は、股関節負傷のため１４日の試合には出場できない。?凡鉉（チョ・ボムヒョン）ＫＩＡ監督は「車一木（チャ・イルモク）が代わりにマスクをつける」と伝えた。

長崎＝キム・シク記者