世界の死亡原因１位は？

世界保健機関（ＷＨＯ）は２７日、健康を害する原因を分析した報告書を発表した。

ＷＨＯによると、世界の死亡原因１位は「高血圧」で、全体の１３％を占めた。 次いで「喫煙」（８.７％）、「高血糖」（５．８％）、「肥満」（５％）などの順となった。

先進国では「喫煙」が死亡の最も大きな原因に選ばれ、「高血圧」「肥満」など心臓病やがんにつながる要因が上位を占めた。 一方、貧困国の場合、「栄養欠乏」が最も健康を脅かしている。

また世界的に過体重と肥満が低体重よりも死亡原因を誘発していることが分かった。 ＷＨＯは「高所得国と関係が深い喫煙、肥満および過体重など一部の病気の原因が、最近、低所得国や開発途上国でも増えている」とし「医術の向上と食習慣の変化による病気の原因を理解すれば、世界的な公衆保健を図ることができる」と伝えた。

一方、ＷＨＯは「高血圧、飲酒、安全でない性行為、栄養欠乏、衛生不良などを防ぐだけでも期待寿命が５年ほど延長する」と明らかにした。