歴代大統領夫人の韓服など３５０点を民俗博物館に寄贈

韓国歴代大統領の夫人が着た韓服（ハンボク）が博物館へ行く。

韓服デザイナー１世代のイ・リジャ氏（７４）が国立民俗博物館（館長シン・クァンソプ）に元大統領夫人の衣装など計３５０点を寄贈した。 フランチェスカ氏、李順子（イ・スンジャ）氏、李姫鎬（イ・ヒホ）氏、権良淑（クォン・ヤンスク）氏が大統領就任式や海外歴訪時に着た韓服がそれぞれ２点ずつ計８点が含まれた。

イ・リジャ氏は壷のよう真ん中が膨らんだ韓服を裾が広がったＡラインに変えた。 また配色・金箔・刺繍・絵・水墨画などさまざまなデザインを取り入れ、韓服の高級化・礼服化した。

博物館はイ・リジャ韓服寄贈特別展「線と色の調和」（２１日−１１月３０日）を開催している。 ２１日午後６時、博物館の前ではキム・チャンスク、ユ・ジイン、キム・ミスクら歴代トップスターがモデルとして登場するファッションショーが行われた。

１９日に開幕した、国際博物館委員会（ＩＣＯＭ）傘下の国際世界生活文化博物館委員会（ＩＣＭＥ）が主管するソウル総会の記念行事だ。 ＩＣＯＭ−ＩＣＭＥソウル総会には世界４８カ国・１１０人余りの民俗学・人類学・博物館学専門家が出席する。