離散家族再会行事、金剛山であすから６日間開催

【ソウル２５日聯合ニュース】南北離散家族再会行事が２６日から来月１日まで北朝鮮の金剛山で開催される。
　行事は３日ずつ、２回に分けて行われる。第１次行事の２６～２８日は韓国側離散家族訪問団９７人が北朝鮮に住む家族２４０人と会い、第２次行事の２９日～来月１日には北朝鮮側離散家族の訪問団９９人が韓国側の家族４４９人と再会する。

　今回の離散家族再会行事は、先月２６～２８日に李明博（イ・ミョンバク）政権発足後初めて開催された南北赤十字会談で合意したもの。２００７年１０月に開かれた第１６回離散家族再会から、約１年１１カ月ぶりとなる。

　第１次行事に出席する９７人と同伴家族３０人は２５日午後、江原道・束草に集合し、訪朝教育と健康状態のチェックを受ける。翌２６日午前９時に束草を出発し、金剛山に向かう。初日は金剛山離散家族面会所で団体面会が行われ、２７日は個別面会、昼食、野外面会が、２８日にはお別れ前の面会が予定されている。出席者９７人のうち、９０代は９人、８０代は５２人、７０代は３２人、６０代以下は４人。

　第１次再会には大韓赤十字社の柳宗夏（ユ・ジョンハ）総裁が韓国側団長として、朝鮮赤十字会中央委員会の張在彦（チャン・ジェオン）委員長が北朝鮮側団長としてそれぞれ同行する。