ビョンホン・拓哉映画が３８秒で売り切れ…スピード新記録

イ・ビョンホンと木村拓哉が出演した映画「アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン」が第１４回釜山国際映画祭チケット前売り開始３８秒という速さで売り切れた。これは釜山映画祭始まって以来の記録だ。これまでの最高記録は２００７年に上映されたカン・ドンウォン、イ・ヨンヒ主演の映画「Ｍ」（４５秒）だった。

今年、釜山映画祭ガラ（ＧＡＬＡ）プレゼンテーション部門に招請された「アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン」は２３日午前９時、前売りが始まるやいなや多くのネチズンが殺到した。イ・ビョンホンと木村拓哉、ジョシュ・ハートネットに会えるＧＶ（観客との対話）上映分とあって待ちに待っていたファンが多かった。

この映画は「グリーンパパイヤの香り」「シクロ」で有名なベトナム出身トラン・アン・ユン監督が８年ぶりに出した野心作だ。イ・ビョンホンがクールな香港大物マフィアのボス役で出演し、ジョシュ・ハートネットが残酷な連続殺人犯を殺す元ロサンゼルス警察の警察官役で出演する。木村拓哉は大富豪の家の失踪した息子の役で、映画の中の事件の核心となる疑問の男として登場し、興味を掻き立てる。一方、釜山映画祭オープニング作に選定されたチャン・ドンゴン主演「グッドモーニングプレジデント」も前売り開始１分３５秒で売り切れ、熱い関心を見せた。