カリスマはどこへ？　ＣＭで大変身したトップスター

カリスマでは他の追随を許さないコ・ヒョンジョンとキム・ミョンミンがＣＭではコミカルな姿で出演し、話題になっている。

ＣＭモデルのキャスティングが主に映画やドラマで見せた従来のイメージを再消費するレベルで行われてきた前例に比べると、異色のキャスティングとして受け止められている。

ＭＢＣ（文化放送）人気史劇「善徳女王」でミシル役を演じるコ・ヒョンジョンは、オンラインショッピングモール「オークション」でコミカルな本能を発揮している。 第２編が放送中のＣＭのメインコンセプトは頑固な主婦の左衝右突ショッピング。

コ・ヒョンジョンはこのＣＭで、マートでのショッピングを「力の浪費」「時間の浪費」とし、オリンピック（五輪）種目に例えたおもしろいメッセージを伝える。 カートを押しながらやや大げさな動作でショッピングする姿が出てくる。

男性も屈服させてしまうようなカリスマはどこにも見られない。 一銭でも安くショッピングするためなら手段を選ばない主婦の姿だけが目を引く。

「白い巨塔」「ベートーベンウイルス」で熱演したキム・ミョンミンは国際電話「００７００」のＣＭに漫画のようなキャラクターで登場し、笑いを誘う。 高い国際電話を使用することになった事情を語るイム・イェジンの相談相手の心理専門家だ。 クローズアップされた顔の表情と催眠術師のような姿がおもしろい。 さらにイム・イェジンとのスラップスティック・コメディー演技も登場する。

「００７００」のＣＭを制作したＳＫマーケティングアンドカンパニー側は「１０−６０代まで約３００人の標本集団を相手に国際電話利用者調査を行った結果、キム･ミョンミン氏が好感度・信頼度・メッセージ表現力など４項目ですべて１位に選ばれた」とし「話題作に関係なく、最も好感のあるモデルに選ばれ、こうしたＣＭを制作することになった」と説明した。