釜山の旧日本軍砲陣地、歴史学習の場に開発へ

【釜山１４日聯合ニュース】日帝時代に日本軍が釜山・二妓台海岸に作った砲陣地が歴史体験場に生まれ変わる。
　竜湖洞・五六島付近に位置する旧日本軍砲陣地は、日本軍が韓国人労務者を動員し、二妓台海岸を切り開き１６年間にわたり秘密裏に工事を進めた末に完成した。１万６５００平方メートルの広さで、地下に砲弾積載空間、兵力待機施設などを備える。

　釜山・南区庁は１４日、単なる地下構造物として放置されていたこの砲陣地を、大淵洞の日帝強制動員歴史記念館と連係させた歴史体験学習場に造成する計画だと明らかにした。区庁関係者は、日本軍砲陣地の開発は、後世につらい歴史を繰り返さないよう教える学習の場としての意味と価値を持つと話している。