＜サッカー＞韓国、１−０でパラグアイ破る…朴柱永が決勝ゴール

許丁茂（ホ・ジョンム）監督率いるサッカー韓国代表が南アフリカ・ワールドカップ（Ｗ杯）へ向けて順調に進んでいる。勢いに乗る代表チームの前では‘南米ジンクス’も消えた。Ｗ杯本大会進出を決めてから初めて行われた評価試合で意味ある勝利を収めた。

韓国代表は１２日、ソウルワールドカップ競技場で行われた‘南米の強豪’パラグアイとの評価試合で、朴柱永（パク・ジュヨン、ＡＳモナコ）が決勝ゴールを決めて１−０で勝った。

この日の勝利はさまざまな面で大きな意味があった。パラグアイとの歴代戦績は過去１敗３分けで、今回が初勝利となった。特に９９年にブラジルに１−０で勝って以来７敗４分けと苦手にしていた南米サッカーを相手に１０年ぶりの勝利をつかんだ。９９年に韓国代表を指揮したのも許丁茂監督だった。許丁茂監督は‘南米キラー’の姿を遺憾なく発揮した。

また許丁茂率いる代表チームは２４試合（１２勝１２分け）無敗記録も続けている。パラグアイ戦は、精神的な柱である‘主将’朴智星（マンチェスター・ユナイテッド）が抜けた中で収めた勝利で、よりいっそう貴重なものとなった。