チャン・ドンゴン「任期まっとうした大統領の気分わかった」

俳優のチャン・ドンゴンが主演する映画「グッドモーニングプレジデント」が８月５日、京畿道坡州（キョンギド・パジュ）でクランクアップした。

劇中、若くハンサムな大統領を演じるチャン・ドンゴンは「任期が終わった大統領の心情がわかるような気がする」と所感を語った。「グッドモーニングプレジデント」は謹厳そうに見える大統領も実は根性があり、女性や宝くじが好きだというあらすじの政治風刺劇。

通念と固定観念をユーモラスにひねることに優れているチャン・ジン監督の技が盛り込まれているという。ベテラン俳優のイ・スンジェが宝くじが当たれば全額を社会に寄付すると約束したが、いざ賞金２４４億ウォン（約２０億円）を手にした後、これを惜しむ庶民の大統領役を演じ、チャン・ドンゴンはイケメンのシングル大統領として加勢する。

ベテラン女優のコ・ドゥシムは韓国初の女性大統領役で出演、愉快な笑いと感動を贈る。ラストシーンは、国民から熱く支持されるチャ・ジウク（チャン・ドンゴン）が参謀らと視察に出たが、不審者から襲撃を受けるシーンを撮った。大統領を熱く出迎える国民の姿を演出するため約２００人のエキストラが動員された。

チャン・ドンゴンはこの日「短い在任期間だったが幸せだった。退任する大統領の気分がこんなものかなと思う。撮影の際、終始あまりにも楽しく幸せだった」と話した。