キム・ヨナ、五輪の音楽でミシェル・クワンと同じ舞台に

カナダで練習中の「フィギュアクイーン」キム・ヨナ（１９、高麗大）が「三星（サムスン）エニーコール・ハウゼン・アイスオールスターズ２００９」に参加するため１１日に韓国入りする。

キム・ヨナの韓国滞在期間は約１週間。 １０月中旬のグランプリ第１戦（仏パリ）でオリンピック（五輪）シーズンを開始するため、アイスショー以外のスケジュールは入れず、トロントに戻る予定だ。

◇新シーズンの音楽を公開

キム・ヨナは今回の滞在期間中に五輪シーズンの音楽を公開する予定だ。 当初は１０月のシーズン初競技で衣装・背景音楽・プログラムなどを公開する予定だったキム・ヨナは「他の選手も音楽を公開しているため、隠し続けるよりも公開するほうがよいと考えた。プログラムまで早めに公開するのはよくないと思い、８月には音楽だけを公開する」と明らかにした。

キム・ヨナを指導するブライアン・オーサー・コーチは最近フィギュア専門サイト「アイスネットワーク」とのインタビューで、音楽について「フリーとショートが完全に違う。 フリーはよく知られているピアノ協奏曲で、女子シングル五輪最終日の夜によく合う曲だ。 ショートは激しくパワフルな曲で、 成熟を越えてセクシーさの域に入る感じ」と説明した。

◇‘偶像’ミシェル・クワンと同じ舞台

キム・ヨナは今回のアイスショーで‘偶像’ミシェル・クワンと同じ舞台に立つ。 ３年ぶりに復帰舞台に立つミシェル・クワンはキム・ヨナと３度、銀盤で共演する。 ベートーベンの「月光ソナタ」とフィナーレ、マイケル・ジャクソン追悼公演でだ。

キム・ヨナはクワンとの舞台について「９８年の長野五輪でクワンを初めて見て感動を受けて以来、ずっと尊敬してきたが、今回、一緒に公演できることになり光栄に思っている。スピンやジャンプ、スパイラルなどを同じ舞台でしてみたい。 氷上に一緒に立っていることだけでも大きな意味がある」と明らかにした。 クワンの復帰舞台であるだけに米国のファンも今回のアイスショーに大きな関心を見せている。