広島原爆の日控え、韓国人犠牲者の慰霊祭を挙行

【東京５日聯合ニュース】広島原爆の日を翌日に控える５日、広島市の平和記念公園で韓国人犠牲者を追悼する慰霊祭が行われた。権哲賢（クォン・チョルヒョン）駐日大使と在日本大韓民国民団（民団）関係者ら２００人余りが出席し、犠牲者の冥福を祈った。駐日大使館が伝えた。
　権大使は、追悼のことばを通じ「植民地支配の下、他国が起こした戦争でたったひとつの命まで奪われた同胞犠牲者の無念に悲痛を禁じえない」と述べた。過去の不幸な歴史を繰り返すことがないよう、世界の全人類が平和の中で共存・共栄できる国際社会を作るため、ともに努力しようと呼びかけた。

　またこの日、過去１年間に死亡が確認された１４人を含む、２６４７人の韓国人犠牲者の名簿が慰霊碑に納められた。