光復節マラソン大会、在韓日本人も参加可能に

【ソウル５日聯合ニュース】太平洋戦争犠牲者を追悼し、平和を祈念する意味で開かれる光復節（８月１５日、日本の植民地支配からの解放記念日）のマラソン大会「８・１５鳩マラソン」で、韓日の市民が並び走ることになった。
　大会主催の太平洋戦争被害犠牲者全国連合会が５日、国内居住日本人の参加を駐韓日本大使館と準備していると明らかにした。昨年開催された第１回大会には、韓国人戦争被害者を支援する日本の非政府組織（ＮＧＯ）関係者らが参加した。

　連合会のヤン・スンイム会長は、聯合ニュースの電話取材に対し「戦争加害国と被害国の市民がともに走り、光復節に平和を祈ろうというもの。来年は東南アジアの戦争被害者も参加できるようにする考えだ」と話した。

　日本大使館は連合会から大会パンフレットを受け取り、在韓日本人団体に配布するなど、広報活動を行う予定だ。大使館関係者は、具体的広報計画は未定だが、多くの日本人に参加してもらいたいと話している。