【写真】３つの河川が連続氾濫、約１００人が一時高地帯に避難

１２日午前７時３０分ごろ、水原市勧善区坪洞（スウォンシ・クォンソング・ピョンドン）。未明から降り注いだ大雨のため、河川が氾濫（はんらん）するかもしれないという案内が町内に広がった。坪洞は水原から華城に流れる黄口池川と西湖川、メサン川の３つの河川が合流する所にある小さな村で、３２世帯のおよそ１００人が住んでいる。しばらくした後、西湖川、メサン川、黄口池川が相次いで氾濫した。その後、同午前１１時までのおよそ１時間３０分間にわたって河川が氾濫し、村の一部が足首から膝の高さまで浸水した。幸い堤防の崩れや流出はなかった。黄口池川の堤防の高さは５メートルで、西湖川とメサン川の堤防は２～３メートル。村の住民ソ・ユノさん（５５）は「こんなにたくさんの雨で３つの川が同時に氾濫したのは珍しいこと」と話した。