大邱、酷暑で夏休み期間を延長

大邱地域の小中高校が、来年から夏休み期間を１週間延長する。猛暑のため学習の能率が落ちるのを防ぐためだ。その代わり冬休みが短くなる。

大邱市教育庁は２１日、現行（５～６週間）の小中高校の夏休みを来年から１週間さらに増やす方針を決めた、と発表した。大邱市教育庁のイ・ビョンオク教育局長（５９）は「８月下旬には猛暑が続き学習の能率が落ちることから、始業の時期を調整すべきだとの世論が数年間あったため、夏休みの延長を決めた」と述べた。

中学校・高校が始業した２０日、大邱地域の日中最高気温は３４．９度だった。そのため、エアコンが設けられていない６１校は授業時間を５分ずつ減らし、下校時間を１時間ほど繰り上げた。短縮授業は２１日にも続いた。大邱の大半の中学校・高校の夏休みは、７月１３日から８月１９日まで。来年からは第２学期の始業を１週間ほど遅らせ、８月下旬または９月初旬に始業するようになる。

小学校の夏休みは７月２１日～９月１日までだが、来年からは休みを繰り上げるようになり、７月１４日前後に休みがスタートする。半面、冬休みは現行の６～７週から５～６週へと減らされ、授業日数は従来の年間授業日数（２０５日前後）を維持できる。大邱地域は「日中の最高気温が２日連続し３５度以上が続く見込み」の場合に下される猛暑警報が６日連続し発令中だ。

宋義鎬（ソン・ウィホ）記者