KDDIのスマートフォン決済サービス「au PAY」が、2026年3月10日から韓国でも利用できるようになった。韓国のコード決済サービス「Paybooc(ペイブック)」の加盟店で支払いが可能となり、コンビニや飲食店など幅広い店舗で利用できるという。
サービス開始初日、ソウル市内で実際にau PAYを使った決済を試してみた。
●利用開始はアプリから簡単に設定
韓国でau PAYを利用する際の設定はシンプルだ。
au PAYアプリを起動し、画面下部中央の「コード支払い」を選択。表示される「韓国でau PAYを使う」をタップし、初回のみ「海外コード支払い利用規約」に同意すると、その場で韓国での決済が利用できるようになる。
韓国で利用するために、渡航前に日本での本人確認が必要だが、それ以外は特別な登録や事前申請は不要で、アプリ上の操作だけで利用を開始できた。
●ソウルのコンビニで決済
今回はソウル市内のコンビニエンスストア「CU」で商品を購入し、au PAYで支払ってみた。
支払い方法は日本国内での利用と同じで、アプリに表示されたQRコードを店員に提示して読み取ってもらうだけ。操作に迷うこともなく、数秒ほどで決済が完了した。
海外でのキャッシュレス決済というと少し構えてしまうが、実際の操作感は日本で使う場合とほぼ変わらない印象だ。
●日本円換算額や為替レートも表示
決済後、アプリには利用内容の詳細が表示される。表示される項目は次の通り。
・利用店舗
・決済日時
・ウォンでの支払金額
・支払金額の日本円換算額
・為替レート
・今回の利用で付与されるPontaポイント
また、今回の決済ではPontaポイント1ポイントが付与されていた。
海外での利用でも日本国内と同様にポイントが還元される点は、利用者にとってうれしいポイントだ。
●気になるレートは?
両替要らずで決済が可能なauPAY。レートがわかりやすいようにさらに1,000ウォンのミネラルウォーターを別のコンビニであるGS25でauPAYを使って購入し、日本円でいくら決済されるのかを確認してみた。
決済後に表示される利用内容の詳細を見ると、1,000KRWの日本円換算額が「112円」と表示された。
購入時点でのコネスト両替レートを確認すると、「1,000ウォン=105.39円」だったので、やはり手数料がのることでレートは通常の両替為替よりも低めであることがわかる。
●韓国旅行の支払い手段として期待
実際に使ってみると、設定の手軽さと決済のスムーズさが印象的だった。現地通貨への両替をしなくても支払いができるうえ、日本円換算額や為替レートがその場で確認できるのも便利だ。
韓国ではQRコード決済の普及が進んでおり、日本のスマホ決済サービスが利用できる場面も増えている。
今回のau PAYの対応により、日本人旅行者にとって韓国でのキャッシュレス決済の選択肢がさらに広がりそうだ。
au PAYの韓国内の対応店舗は約30万店舗以上で、全国のコンビニエンスストアやカフェ、免税店、観光地周辺の飲食店や屋台など幅広い店舗で利用できる。
対応店舗は今後順次拡大する予定。
詳細リンク:海外でもau PAYが使えるように!