「パク・チャヌク監督、またも冷遇」…アカデミー最終候補ならず、米メディア指摘

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韓国のパク・チャヌク監督の映画『しあわせな選択』がアカデミー賞の高い壁を越えられなかったことについて、米国メディアからは「パク監督がアカデミーでまたしても冷遇を受けた」との指摘が挙がった。

『しあわせな選択』は22日(現地時間)、米国映画芸術科学アカデミー(AMPAS)が発表した第98回アカデミー賞授賞式の国際長編映画賞部門において、最終候補の5作品に残ることができなかった。

韓国映画の代表作として出品された本作は、先月公開された予備候補(ショートリスト)の15作品に入り期待を集めていたが、この日の最終ノミネートには至らなかった。パク監督は2023年にも映画『別れる決心』で同部門の予備候補に選ばれたが、最終候補からは漏れていた。

米国メディアは、授賞式の候補や受賞リストにおける異例の事態を指す際に使う「Surprises & Snubs(番狂わせと冷遇)」の事例として『しあわせな選択』を挙げた。

ハリウッド情報を伝えるメディア「デッドライン(Deadline)」は、「パク監督が演出したこのダークコメディは、多分にオスカーを意識した作品に見えたが、残念ながらアカデミーは再び彼の作品を国際映画賞の候補リストから除外した」と指摘した。

別のメディア「バラエティ(Variety)」も、国際映画賞部門で冷遇された作品として『しあわせな選択』に言及し、「パク監督のダークな社会風刺は興行面で成果を収め、批評家からも好評を得たが、今年の同部門は特に競争が激しかった」とし、「配給会社のネオン(Neon)が、数多くの強力な作品を出品した影響も大きかった」と分析した。

『しあわせな選択』の米国配給会社であるネオンは、国際映画部門の最終候補5作品のうち4作品(『ザ・シークレット・エージェント(O Agente Secreto)』『シンプル・アクシデント/偶然』『Sirât』『センチメンタル・バリュー』)の配給を手掛けている。

今回のノミネートリストにおける最大の異変には、ハリウッドの大作ミュージカル映画『ウィキッド 永遠の約束』が、1部門にもノミネートされなかった点が挙げられた。前編である『ウィキッド ふたりの魔女』は、昨年の授賞式で10部門にノミネートされていた。

あわせて、ジェームズ・キャメロン監督の大作『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』が衣装デザイン賞と視覚効果賞の2部門のみのノミネートにとどまり、作品賞などの主要部門から漏れたことも意外だったと米メディアは指摘した。アバターシリーズの前2作はいずれも作品賞にノミネートされている。

一方、映画『罪人たち』が16部門でノミネートされ、史上最多ノミネート記録を樹立したことも、今年の主要な「サプライズ」の一つとなった。

昨年、映画界にシンドローム級の旋風を巻き起こした韓国系マギー・カン監督の『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』は、長編アニメーション賞部門と歌曲賞(『Golden』)部門に名を連ね、ファンの期待に応えた。

ロサンゼルス(LA)タイムズは、「オスカーの選考委員たちは過去に『別れる決心』や『お嬢さん』といったパク監督の作品を無視してきたが、『しあわせな選択』は絶望的な状況に追い込まれた人々がいかに醜悪になりえるかをテーマに据えたブラックコメディで、ついに(アカデミーの)壁を越えられるかのように見えた」とし、「パク監督は再び待機の列に並ぶことになった」と伝えた。
COPYRIGHTⓒ 中央日報日本語版  2026年01月23日 14:22
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