ファッションプラットフォームの「ムシンサ(MUSINSA)」が、今月10日からソウル地下鉄2号線・聖水(ソンス)駅の駅名に「ムシンサ駅」の併記を始めた。
これにより聖水駅駅舎内外の駅名板をはじめ、待合室への誘導表示板と駅ホームの駅名板、スクリーンドアの駅名板、地下鉄路線図、案内放送などで、「聖水ムシンサ駅」と表記・案内される。
また、2号線の列車内では韓国語と英語で「つぎの駅は聖水、ムシンサ駅です」という案内放送が流れる。ムシンサは今年10月から整備期間を経て、案内放送テストを行ってきた。
今回の駅名併記はソウル交通公社が進行する「駅名併記有償販売」事業を通じて行われ、ムシンサは公開入札で約3億3千万ウォンで落札し、今後3年間の「聖水駅併記権」を確保した。1回に限り3年の追加延長が可能だ。
特に、聖水駅はもともと「CJオリーブヤング」が狙った場所として知られ、注目を集めていた。CJオリーブヤングは昨年11月、約10億ウォンで事業権を落札したが、グループ内部の問題により3ヶ月で事業権を放棄。ムシンサはそれから約8ヵ月後、CJオリーブヤングが提示した金額の3分の1で、該当事業権を獲得することになった。
ムシンサは今回の駅名併記は、聖水洞が韓国を代表するトレンドファッション商圏に位置づけられるのに寄与した努力が認められた事例だと評価している。
実際に、駅名板・路線図・案内放送などで企業名が繰り返し露出されるこの事業は、広報効果が非常に大きいと評価されている。現在、ソウル地下鉄には江南(カンナム)駅「ハルプラント歯科医院」、乙支路(ウルチロ)3街駅「新韓カード」、汝矣島(ヨイド)駅「新韓金融投資」などがすでに企業名を併記。
2022年に本社を聖水洞に移転したムシンサは、積極的に地域との同伴成長を強調してきた。城東(ソンドン)区地域住民のための社会貢献活動を拡大し、雇用を増大、地域経済活性化にも力を注いだ。
また、オフライン店舗への投資も積極的に行った。ムシンサスタンダード聖水をはじめ、ムシンサストア聖水、ムシンサエンプティ聖水など、独自の空間を相次いで開き、聖水洞をファッションの中心地とするために貢献してきた。
ムシンサ関係者は「聖水洞に本社を移転後、雇用および投資を持続的に拡大し、K-ファッションブランドの集結効果のおかげで地域経済が共に活性化された」として「今や聖水を越えてソウルの森方面まで、韓国を代表するファッション商圏にするため地域社会と中小ブランドなどと共生を拡大していく」と話した。