映画「亀が走る」、制作費５００億ウォンの「ブラッド」上回る

４２億ウォン（約３億４０００万円）の亀が５００億ウォンのヴァンパイアをのみ込んだ。

キム・ユンソク（写真）、チョン・キョンホ主演の映画「亀が走る」（シネ２０００、イ・ヨンウ監督）が１１日の公開初日、３４０スクリーンで５万８４９８人（映画振興委員会統合電算網集計）の観客を動員し、国内ボックスオフィス１位になった。

一方、世界的に期待を集めたチョン・ジヒョン主演の「ラスト・ブラッド」（クリス・ナオン監督）は２０８スクリーンで１万３１６７人の観客を集め、全体の７位にとどまった。

２位は５月２８日に公開された奉俊昊（ポン・ジュノ）監督の「母なる証明」。 この日の観客数は４万２１９人だった。

「亀が走る」は脱走犯ソン・キテ（チョン・キョンホ）を捕まえようとする田舎の刑事チョ・ピルソン（キム・ユンソク）の孤軍奮闘をコミカルに描いている。

「ブラッド」はチョン・ジヒョンの最初の海外進出作として関心を集めたが、期待に及ばないコンピューターグラフィック（ＣＧ）と滑らかでないドラマで酷評を受けている。