前放送通信委員長の拘束適否審査 4日に実施=韓国

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【ソウル聯合ニュース】韓国の大統領直属機関として放送や通信に関する規制などの業務を担う放送通信委員会の委員長(閣僚級)を務めた李真淑(イ・ジンスク)氏に対する警察の取り調べが続いている。

ソウル永登浦警察署は3日、同日午前10時から2回目の取り調べを行っていると発表した。

 李氏は前日に拘束された。警察は李氏が出頭要請に応じなかったため、裁判所が拘束令状を発付したと説明した。適用された容疑は、公職選挙法違反と国家公務員法違反だ。 

 李氏の弁護士は報道陣に対し、李氏側が拘束の不当性を主張して請求した拘束適否審査が4日午後にソウル南部地裁で開かれると明らかにした。拘束適否審査は拘束の適否について審査し、不当だと判断する場合は釈放する制度。警察が6回にわたる出頭要請に李氏が応じなかったと主張しているのに対し、李氏側は出頭できないと届け出をするなど要請に応じなかったことはなかったにもかかわらず不当に拘束令状が執行されたとの立場だ。

 李氏は尹錫悦(ユン・ソクヨル)前政権下の2024年7月に同委員会の委員長に任命された。当時野党だった「共に民主党」の主導で国会に提出された弾劾訴追案が可決され、同年8月から今年1月まで職務停止になった。

 李氏は24年9~10月に保守系のユーチューブチャンネルに出演し、「共に民主党や左派集団は想像可能な全てのことを行う集団」などと政治的意見を述べたが、警察はこのときの発言が公務員としての政治的中立を損なう行為だと判断した。

 また、大統領選や補欠選挙を控えた今年3~4月にフェイスブックと国会で、共に民主党の候補を落選させることを目的とする発言をした疑いも持たれている。

 李氏の弁護士は報道陣に対し、事実関係は認めるが法理的な判断が間違っているとして、嫌疑なしを主張した。共に民主党の誤りに対する指摘を同党に反対する目的だと解釈するのなら、同党は誰からの批判も受けない聖域ということになるとし、「民主国家ではありえない話だ」と述べた。

 放送通信委員会は放送メディア通信委員会への改編に伴い、9月30日に廃止され、李氏も委員長を免職された。
COPYRIGHTⓒ YONHAP NEWS  2025年10月03日 15:37
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