パク・チソンのサッカーセンター建設、水原市が承認

【水原２日聯合ニュース】京畿道水原市は２日、サッカー英プレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッドに所属するパク・チソン選手が提出した「パク･チソン　サッカーセンター」事業施行者指定と実施計画の認可申請を承認・告示したと明らかにした。
　サッカーセンターは水原市霊通区の京畿道農業技術院種子管理所の敷地（１万５６５８平方メートル）に建設される。土地購入と施設工事が順調に進めば、来年１２月に完工の予定だ。天然芝のグラウンド２面と小型室内グラウンドのほか、ロッカールーム、記念館、映像分析室などを備える支援施設が建設される。１００億ウォン（約７億８０００万円）以上と推計される土地購入費と施設費は、すべてパク選手が負担し、センターの運営もパク選手側が行う。

　パク選手は水原市の出身。水原市は２００７年からサッカーセンターの建設を進め、昨年１０月にパク選手とサッカーセンター建設に向けた了解覚書（ＭＯＵ）を締結した。また、２００５年には新設道路を「パク･チソン　ロード」と名付け、２００７年には「チソン公園」「チソンの森」を造成するなど、すでにサッカーセンター周辺を地元が生んだ世界的スターを記念するテーマ空間に演出している。