尹大統領弾劾宣告日、まだ五里霧中…韓国憲法裁判所「４月宣告」の可能性高まる

韓国憲法裁判所は２６日も尹錫悦（ユン・ソクヨル）大統領弾劾審判宣告日を明らかにしなかった。これに伴い、宣告は再び来週に繰り越されることになった。

通常、宣告日が公開されてから実際の宣告まで少なくとも二日の準備期間が必要で、２７日と２８日には事実上宣告の可能性は低い。宣告が次週に繰り越される場合、４月２日から４日の間に宣告が出てくるだろうというのが一般的な観測だ。

ただし、憲法裁判所がまだ審理が充分ではないと判断する場合、来週も決定を下さず評議を続ける可能性もある。

法曹界では憲法裁判所が結論を下すことができるマジノ線として、文炯培（ムン・ヒョンべ）憲法裁判所長権限代行と李美善（イ・ミソン）裁判官が退任する４月１８日に注目している。過去、朴槿恵（パク・クネ）元大統領弾劾審判当時も、憲法裁判所は李貞美（イ・ジョンミ）当時所長権限代行の退任を３日後に控えた３月１０日に宣告を出した。

憲法裁判所は先月２５日に弁論が終結してから現在までほぼ毎日評議を開いて審理を続けているが最終結論はまだ出せていないという。